新長田アートマフィア❷圧迫面接編

2018年 某日。

新長田アートマフィア達は、アーティストの募集のため動き出した。


マフィア側が<場所>をかける以上、生半可な気持ちのアーティストは必要ない。

圧迫面接の開催場所に選ばれたのは、ご存知神戸の治外法権、世代や国籍問わず強制労働を強いていると悪名の高い、多世代型強制労働施設《はっぴーの家ろっけん4階アメリカフロア》に決定した。

日本国内だけでなく、海外含め約20組以上のアーティスト達から応募が集まる。

何も知らないお祭り気分の愚かなアーティスト達は、鮮血に染まる真っ赤なリビングで、マフィアによる圧迫面接が待ち受けているとは知る由も無い。

圧迫面接会場の案内に笑顔で接する華やかな受付嬢など必要ない。

門番を務めるのは、ワンカップ片手の要介護受付ジ○イだ。

「玄関から入るな!お前らみたいなモンは非常階段から上がれ!」

出会い頭disられ困惑する面接に来たアーティスト達。

新長田アートマフィアの層の厚さを侮ってはいけない。

さらに、この先の待合室となった《2F昭和のろっけんフロア》にはマフィアも恐る男がいた。

そう、ろっけん入居者のオジキこと通称《パッチン》が待ち構えていた。

酒を飲みながら、会話なく視線だけをただひたすら送ってくる強面のパッチン。

傍に置いた日○刀が、面接に来たアーティスト達を固まらせた。

恐怖なのか緊張なのか静かにラジオの音だけが昭和フロアに響き渡る。

非常階段の扉をノックする音とともに、メイド服を着た女が現れた。
「若いモンがご迷惑おかけしていませんか?」
メイドは面接者ではなくパッチンに挨拶をして入って来た。
面接者は、もちろん無視だ。

どうやら訳あってマフィアに飼われているのだろう。
必死に笑顔を作るが心は笑っていないメイド達。
新長田アートマフィアたちのネットワークは、各界に拡がっており逃げ場はない。
可哀想だが、女たちが解放される事はないだろう。

地域は場所を賭け、アーティストは藝を賭ける。

非貨幣のアートイベントだ、助成金や補助金はもちろん使わない。
金ではなく信用で契りを交わし合うのが藝賭せだ。
生半可な奴は許されない、それがアートマフィアの流儀だ。

メイド達に連れられ、いよいよ4Fアメリカフロアへ。

ゴットファーザーが流れる血に染まるリビング。

ついに面接が始まる。

生半可な圧迫面接ではない。

もちろん、椅子など用意されている筈もない。

面接者はメイド達に360度マフィアの中心に放り込まれる。

日頃の鬱憤を晴らすように、あざ笑うメイド達。

面接者達は5分間のプレゼンテーションをしなければならない。

コミュニケーションの基本

「相槌」などを打つマフィアは一人もいない。

無言で睨みを効かせてくるマフィア達。

世界一劣悪な環境の圧迫面接の執行開始だ。。

人前での表現に慣れているアーティスト達も流石に真っ白になっていく。

こういったプレゼンテーションは時間が押すのが通常だ。

しかし、全員が時間内にプレゼンが飛んでしまう大惨事が起こる。

幸い時間オーバーで喋り続ける不届き者を威嚇する日○刀が振りかざされる事はなかった。

マフィアの狙い通り順調に進行していく圧迫面接。

言葉を失い踊りだす者さえいた。

この女達は恐怖のあまり支離滅裂な言葉しか喋れなくなってまった。
マフィアの力を街に示す見せしめにパレードさせられる事になったらしい。
https://www.facebook.com/events/306756553265784/

それも仕方ない、マフィアの360度眼光に耐えれる輩など、日本人にも外国人にも中々いないだろう。

そんななか、

今回の面接で一人だけマフィアを舐めた輩が現れた。

こいつだ!!!

新長田という群雄割拠の環境の中で常に背後を気にしているマフィア達。

マフィアとの面接に黒ずくめのスナイパー姿で挑発的に現れた舐めたコノ女。

マフィア達も大人しく帰す筈もない。

当然に、こーいう輩は別室送りだ。

新長田を裏で牛耳る女マフィアの尋問が始まる。

マフィアの面子もある。

ただで帰す訳にはいかない。

しかし、メイドにするにはいささか歳が過ぎる・・・

スナイパーYOKOという華道家を名乗るこの女。

下町の雑草を刈るスナイパーとして、藝賭せ開きに刺客として送り出す事に決まる。

しかし、ここで一つマフィアの誤算があった。

このイベントがマフィアの予想を裏切る事になる。

使令通りマフィアのシマの雑草を刈るスナイパーYOKO

通行人に銃を向け雑草を生けさすスナイパー。

育成も兼ねて子どもに刃物の使い方も教える。

無防備に銃を出すところは、まだまだ二流である。

子どもだけでなく通行人にも華道作品を作らせるスナイパー

町に笑顔が溢れ出し始めた。

これはマズい、非常にマズい。

町をパトロールする会長に褒められてしまう不祥事を起こす。

マズい、このままではマフィアの面子が保たれない。

高齢者施設に作品をプレゼントするなど言語同断だ!
町の雑草を刈り地域住民に喜ばれるなどNPOに任せておけ!
このままではアートマフィアが舐められる!

スナイパーYOKO
このオンナ勘違いしてやがる。
だが、スナイパーだけではなかった。

突如、Azumi pianoとかいう妖しいピアニストの女が藝賭せに現れた。

「ワタシは今まで音楽に触れた事のない人や
認知症や色々ある人にも、ピアノを弾いてもらう事が出来ます!」

意味分からん事を言うヤバイ女だ。

消すことは簡単だが、泳がせる事にした。

オジキに聞かずに藝賭せへの飛び入り参加を承認した。

簡単に高齢者にピアノを弾かせるなど戯言を言う女め。

どーせ直ぐに無理でした、と諦めるに違いない。

なに・・・ピアノを弾いた事ないバアさんが弾きだした!

このバアさんは元々音楽好きだから有り得る話だ。

次は、そうはいくまい。

ろっけんの電光石火の狂犬

ご存知《星バァ》だ!

機嫌を損なうと痛い目にあってもおかしくない。

 

そうだよ、舐めんなよ。

案の定、睨まれている。

これがろっけんの洗礼だ。

星バァにキレられて終わりだ。

お疲れ様・・・

・・・・!!!!

!!!!

!!!!!!!

・・・マジか!!!

あの星バァがピアノを弾いている!!!
(マジで、その場に居た全員に鳥肌が走る)

しかも、弾き終わった後もエアピアノしてる!!!

ヤバイ!!!この刺客ホンモノや!

・・・

「テレビ聞こえないから止めて!あたし91年間ピアノなんか触った事ないねん」

と現れたのは入居者のSさん。不機嫌そうに演奏を止めに来た。

流石に潮時だ。観念しなAzumi piano。

・・・!!!

衝撃!91歳初めてのピアノ始まる(笑)

本人の性格を知っている人なら衝撃を受けるこの状況。

介護士達も唖然とする不思議な事が起きている。

今まで何人もピアノを弾いていたが、こんな事にはならなかった。

音楽というか魔術というかAzumi pianoは危険だ。

医療や介護のプロが必死に頑張っても崩せなかった壁を芸術で崩すとは。

こいつらは危険すぎる、調子に乗りすぎた。

これはタダでは済まされない事態だ。

スナイパーYOKOにしろ、Azumi pianoにしろ

芸術により、予想外のハートフルな状況を創り出してしまった。

これはマフィアとし有り得ない!!!

こんな事は助成金を使って地域団体やNPOがする事ではないのか。

ヤバイ!マフィアの面子が!

・・・オジキに弾かれる。

状況がマズいと感じたのか高齢者施設に身を隠すチンピラB。

しかし、マフィアからは逃れられない。

ホッとして一発キ○ようとしている所を確保される。

ともに動くチンピラAカ○ノと共にヤキ入れされるチンピラB。

ベトナム女マフィアに首輪で連れられ、藝賭せびらき開会宣言を日本語訳するポチことN埼(某ホームセンター勤務)

地域は<場所>を賭け、アーティストは<表現>を賭ける。

場所と表現を解放し、藝のためにその身を賭せ!

 

我々アートマフィアも明日出演!
R18イベントキャバレーボンボン!https://www.facebook.com/events/1796916133739102/

様々なアートイベントが繰り広げられる新長田!

藝賭せ開き いよいよフィナーレ!

このブログを最後まで読んでしまった貴方!
残念ながら貴方の個人情報はアートマフィアに盗まれた。
助かる術は一つ!

マフィア達が暴れ出す前に新長田へ遊びに来る事だ!